講究(読み)コウキュウ

デジタル大辞泉 「講究」の意味・読み・例文・類語

こう‐きゅう〔カウキウ〕【講究】

[名](スル)物事を深く調べ、その意味本質を説き明かすこと。
「一問題として―されつつあることを知った」〈花袋蒲団
[類語]研究考究探究学問討究調査分析論究攻究究理研鑽けんさんスタディーリサーチ(―する)究める調べる

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精選版 日本国語大辞典 「講究」の意味・読み・例文・類語

こう‐きゅうカウキウ【講究・講窮キュウ】

  1. 〘 名詞 〙 物事を深くしらべ、その真実をときあかすこと。
    1. [初出の実例]「但古人以己治一レ人為学、而至究物理、自為其余事、而不専用力於此」(出典童子問(1707)下)
    2. 「渋江氏との関係の有無は、猶講窮(カウキュウ)すべきである」(出典:渋江抽斎(1916)〈森鴎外〉一〇)
    3. [その他の文献]〔宋史‐食貨志上二〕

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普及版 字通 「講究」の読み・字形・画数・意味

【講究】こうきゆう(かうきう)

研究する。〔朱子語類、一一八〕問ふ、讀書宜しく何を以て法と爲すべきと。曰く、須(すべか)らく少しく看よ。そ讀書須らく子細に究すべし。放すべからず。

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