デジタル大辞泉
「逆旅」の意味・読み・例文・類語
げき‐りょ【▽逆旅】
《「逆」は迎えるの意。「ぎゃくりょ」とも》
1 旅客を迎える所。宿屋。旅館。
2 旅をすること。旅。
「―にして友なき哀れには、なにとなく心細き空に思ひしられて」〈海道記〉
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
Sponserd by 
げき‐りょ【逆旅】
- 〘 名詞 〙 ( 「げき」は「逆」の漢音で、迎えるの意 )
- ① 旅人を迎えること。また、その場所。はたご。やどや。旅館。
- [初出の実例]「逸勢行到二遠江国板築駅一、終二于逆旅一」(出典:日本文徳天皇実録‐嘉祥三年(850)五月壬辰)
- 「郭林宗は方正の士にして逆旅(ゲキリョ)にやどる事あれは、かならず其亭を掃除して過行(すぎゆく)」(出典:俳諧・俳諧世説(1785)一)
- [その他の文献]〔荘子‐山木〕
- ② 旅をすること。旅。旅行。
- [初出の実例]「逆旅路将霊疋路、露光涙色欲二相争一〈藤原良経〉」(出典:千五百番歌合(1202‐03頃)五七八番)
- 「逆旅にして友なき哀には、なにとなく心細きそらに思ひしられて」(出典:海道記(1223頃)萱津より矢矧)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
Sponserd by 
普及版 字通
「逆旅」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
Sponserd by 
世界大百科事典(旧版)内の逆旅の言及
【宿屋】より
…【編集部】
[中国]
中国においては,旅行に際して原則として官製の交通施設を利用することができるのは,官吏もしくは官許の資格をもつものに限られ,一般人の旅行のための宿泊施設は別に発達した。春秋時代から,逆旅と呼ばれる(逆は迎える意味)宿屋が,各国の交通路の要地に私人によって営まれ,兼ねて路用の飲料などを販売していた。秦の商鞅(しようおう)の法にみられるように,私人の旅行においても官の許可が必要であったが,逆旅においては報酬の多寡に応じて黙認されることもあった。…
※「逆旅」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
Sponserd by 