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遊部 あそびべ

大辞林 第三版の解説

あそびべ【遊部】

古代の部民の一。天皇の葬礼の際に、棺や祭器などを用意し殯宮あらきのみやで呪術的な神事を行うことを職とした。

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世界大百科事典 第2版の解説

あそびべ【遊部】

日本古代において,大王の喪葬儀礼に従事した集団。埴輪の製作,大王陵の造営や喪葬儀礼に従事した氏族として,土師(はじ)氏がよく知られている。遊部は,土師氏に統轄されて,殯宮(もがりのみや)内の諸儀礼に供奉する集団であったらしい。《令集解》喪葬令所引の古記(大宝令の注釈書)に遊部の由来について,詳細な記事がみえている。それによると,遊部は大和国高市郡にいて,垂仁天皇の庶子であった円目王とその妻の伊賀比自支和気の女が生んだ苗裔であった。

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