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過期妊娠 かきにんしん

妊娠・子育て用語辞典の解説

かきにんしん【過期妊娠】

分娩予定日を2週間以上過ぎること。胎盤の機能が低下し、おなかの赤ちゃんの状態が悪くなることがあるので、医師から子宮収縮剤などによる分娩誘発が勧められることもあります。

出典 母子衛生研究会「赤ちゃん&子育てインフォ」指導/妊娠編:中林正雄(愛育病院院長)、子育て編:多田裕(東邦大学医学部名誉教授) 妊娠・子育て用語辞典について 情報

デジタル大辞泉の解説

かき‐にんしん〔クワキ‐〕【過期妊娠】

妊娠期間が満42週(最終月経初日を0日として294日)以上継続している状態。胎盤機能の低下や羊水の減少などにより、胎児新生児に危険が起こる可能性が高くなる場合がある。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

家庭医学館の解説

かきにんしん【過期妊娠 Post-term Pregnancy】

[どんな病気か]
 妊娠期間が42週以上になっても分娩(ぶんべん)にいたらないものを、過期妊娠といいます。
 過期妊娠では、胎盤(たいばん)の老化および機能低下がおこり、しばしば胎児仮死(たいじかし)(「胎児仮死」)をおこして、胎児死亡(「胎児死亡」)にいたることがあります。
 過期妊娠で生まれた赤ちゃんは、胎脂(たいし)(胎児の皮脂(ひし))がなくなり、皮膚は羊皮紙(ようひし)のようになります。この顕著な症状をクリフォードサインといいます。
[検査]
 まず、妊娠初期の胎嚢(たいのう)の長径、頭臀長(とうでんちょう)(胎児の頭からおしりまでの長さ)から、在胎週数を確認し直します。そして、ノンストレステスト(胎児心拍数モニタリング)で仮死の徴候の発見につとめ、尿中エストリオール値を調べて胎児胎盤機能の状態を検査します。また、超音波断層法で、石灰化などの胎盤の変化も観察します。
[治療]
 胎児を娩出(べんしゅつ)することが基本となりますが、分娩の際には、帝王切開(ていおうせっかい)となることも念頭において、十分な準備をしておく必要があります。
 日常の注意点や予防法には、特別なものはありませんが、分娩の時期や方法を主治医と十分に話し合い、よく理解しておくことがたいせつです。

出典 小学館家庭医学館について 情報

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