道阿弥(1)(読み)どうあみ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「道阿弥(1)」の解説

道阿弥(1) どうあみ

?-1413 南北朝-室町時代能役者
田楽(でんがく)能の一忠の弟子近江(おうみ)猿楽日吉(ひえ)(比叡)座に属す。応安6=文中2年(1373)以前から活動。足利義満愛顧をうけ,応永15年北山第での後小松天皇の天覧能で主役をつとめる。世阿弥(ぜあみ)におおきな影響をあたえた。応永20年5月9日死去。通称犬王(いぬおう)。法名ははじめ犬阿弥。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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