デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「道顕」の解説
道顕(1) どうけん
来日の事情は不明。大和(奈良県)大安寺の学僧となる。天智(てんじ)天皇元年(662)鼠が馬の尾に子を生んだことから,高句麗の滅亡を予言した。著作「日本世記」は現存しないが,逸文によると当時の日本の対外関係を記述しており,「日本書紀」編修の際,原史料のひとつとなったといわれる。
…高句麗からの亡命僧道顕の著。巻数未詳。…
※「道顕」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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