コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

酸塩基平衡 さんえんきへいこう acid-base equilibrium

4件 の用語解説(酸塩基平衡の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

酸塩基平衡
さんえんきへいこう
acid-base equilibrium

塩基が平衡状態にあること。酸 AH はプロトン H+ を与え,塩基 B は H+ を受取るから,その平衡は AH+B⇔A-+BH+ で表わされ,平衡定数 Ka は酸の強さを表わす。 Ka の値が大きいほど AH は強い酸で,プロトンを失う傾向が大きい。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

栄養・生化学辞典の解説

酸塩基平衡

 体内で,体液や細胞内の水素イオン濃度が一定に維持されている状態.炭酸,リン酸,ナトリウムイオン,カリウムイオンなどが主として働いて水素イオンの平衡を保つ.

出典|朝倉書店
Copyright (C) 2009 Asakura Publishing Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版の解説

さんえんきへいこう【酸塩基平衡 acid‐base balance】

生体では,複雑な生化学的反応を一定に保つために,体液の水素イオン濃度[H]をきわめて狭い範囲に保つように調節機構が働いている。この平衡状態を酸塩基平衡という。体液の水素イオン濃度は生体のホメオスタシスによって保たれるが,このうち最も重要なのは体液の中に溶けている弱酸とその共役塩基で構成されている緩衝系である。体液中の緩衝系は機能的に二つに大別することができる。一つは炭酸と炭酸水素塩からなる炭酸緩衝系で,他は非炭酸系である。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

酸塩基平衡
さんえんきへいこう
acid-base balance

血液、体液の水素イオン濃度(pH)の調節状態を表す用語。1920年代にアメリカの生化学者であるワンスライクVan Slykeらが、体液中の緩衝塩基とそれに対応する陽イオンの量との関係を示すのにこのことばを用いた。現在では、pH、炭酸水素イオン(HCO3-)、緩衝塩基Buffer Base (BB)、およびその正常値からの偏位量であるBase Excess (BE)などのパラメーターが酸塩基平衡の状態を示すのに用いられている。[本田良行]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

酸塩基平衡の関連キーワード陰性反応化学線保温陽性反応恒温器酸塩基バランス生化学的指標生化学的分析生理学的反応用量-反応関係

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone

酸塩基平衡の関連情報