日本歴史地名大系 「野付風蓮道立自然公園」の解説 野付風蓮道立自然公園のつけふうれんどうりつしぜんこうえん 北海道:根室支庁野付風蓮道立自然公園根室市と別海(べつかい)町・標津(しべつ)町にまたがる道立自然公園。面積一一六・九二平方キロ。昭和三七年(一九六二)一二月指定。公園北部は野付半島と半島に囲まれた入江の野付湾、尾岱(おだい)沼にあたる。野付半島はハマナス、センダイハギなどの大群落に覆われた草原と、アッケシソウが秋に真っ赤に色づく湿地、さらに半島先端部のトドマツの枯木(トド原)、トドマツ林があり、尾岱沼の浅瀬にはアマモが生育し、ホッカイシマエビが捕れる。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「野付風蓮道立自然公園」の意味・わかりやすい解説 野付風蓮道立自然公園のつけふうれんどうりつしぜんこうえん 北海道東部,根室海峡沿岸の野付崎,風蓮湖,温根沼などを含む自然公園。面積 164.01km2。 1962年指定。根室海峡に突出する分岐砂嘴の野付崎とそれに囲まれた野付湾,湖岸に湿原をもつ原始のままの風蓮湖,温根沼などの潟湖があり,夏季のハマナス開花期が観光シーズン。冬季はハクチョウの飛来地としても有名。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by