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金利生活者 キンリセイカツシャ

デジタル大辞泉の解説

きんり‐せいかつしゃ〔‐セイクワツシヤ〕【金利生活者】

預金や債券利子株式配当金などで生活している人。

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世界大百科事典 第2版の解説

きんりせいかつしゃ【金利生活者 rentier】

所有する貨幣資産・不動産を貸付け・出資などによって提供しながら,みずからは企業活動や生産活動に直接参加せず,もっぱら貸付け・出資といった金銭的な活動から得られる利子・配当収入で暮らす人々をさす。金銭の貸借は古くから行われていたから金利生活者の存在もそれとともに古いが,18世紀以来,貸幣経済が広がり深まるとともに産業(=勤勉=インダストリー)が発展し,工業・商業中心の経済観が支配的となるなかで,年金,地代,配当,公債利子などの収入で暮らす金利生活者は寄生的・退嬰的イメージをもつにいたった。

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大辞林 第三版の解説

きんりせいかつしゃ【金利生活者】

株式の配当金、債券・銀行預金の利息などで生活している人。

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世界大百科事典内の金利生活者の言及

【ジェントルマン】より

…しかし,大地主以外にも時代によってジェントルマンないしそれに近い階層と考えられた人々も多い。たとえば,16世紀以来の内科医(外科医等は別),法律家,聖職者,官僚,18世紀の貿易商,植民地地主,19世紀以降の証券保有者など,一般に土地以外の財産からあがる所得で生活をする半有閑階級(いわゆる〈金利・地代生活者(ランティエrentier)〉)やジェントルマンの相談相手となるような専門職の人々である。 したがって,あらためてジェントルマンの条件をあげるとすれば,(1)基本的に財産所得(地代を中心とする不労所得)によって生活し,(2)経済的・時間的な余裕を利用して,それぞれの時代に〈ジェントルマン的〉とみなされた特有の生活様式を維持し,(3)特有の教養をもち,(4)中央でも地方でもほぼ政権を壟断(ろうだん)した人々である。…

※「金利生活者」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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