金壺（読み）カナツボ

デジタル大辞泉

かな‐つぼ【金^×壺】

金属製の壺。銅壺どうこの類。

出典　小学館

精選版 日本国語大辞典

かな‐つぼ【金壺】

〘名〙 金属でつくった壺形の器。銅壺(どうこ)、鉄瓶などの類。

※宗湛日記‐天正一五年（1587）二月一一日「かなつほは、口広四寸四五分に高三四分、をりくち也」

きん‐こ【金壺】

〘名〙 黄金製の酒壺。

※本朝文粋（1060頃）八・消酒雪中天詩序〈藤原篤茂〉「既而金壺漏促。玉声詩成」 〔晏子春秋‐雑上・第一九〕

出典　精選版 日本国語大辞典

普及版 字通

【金壺】きんこ

水時計。唐・李白〔烏棲曲〕詩　銀金壺、漏水多し　きて看る、秋の江波につるを

字通「金」の項目を見る。

出典　平凡社「普及版 字通」

［日本酒・本格焼酎・泡盛］銘柄コレクション

きんつぼ【金壺】

兵庫の日本酒。主に地元で消費される本醸造酒はやや甘口の味わい。ほかに普通酒がある。原料米は山田錦など。仕込み水は雪彦山の伏流水。蔵元の「壺坂酒造」は文化2年(1805)創業。所在地は姫路市夢前町前之庄。

出典　講談社