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金孝元 きんこうげんKim Hyowǒn

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

金孝元
きんこうげん
Kim Hyowǒn

[生]中宗27(1532)
[没]宣祖23(1590)
朝鮮,朝鮮王朝 (李朝) の政治家。慶尚北道善山郡出身。字は仁伯。号は省庵。東人の領袖。金宗直学派に学び,新進の儒臣を率いて旧守派 (西人) の沈義謙と対立し,党争の歴史を開くことになった。

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世界大百科事典 第2版の解説

きんこうげん【金孝元 Kim Hyo‐wŏn】

1532‐90
朝鮮,李朝の文臣。字は仁伯。号は省庵。善山の人。金宗直系の学を修め,文科に状元で及第し,新進士林の中心的存在となった。沈義謙(しんぎけん)と官員人事をつかさどる詮郎職をめぐり反目したことが,彼を支持する一派〈東人〉と沈義謙を推す既成士林〈西人〉の対立を惹起し,李珥(りじ)(栗谷)等の調停も虚しく,党争の端緒となった。晩年,自責の念から閑職に就き,時事には言及しなかったという。著書に《省庵集》がある。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

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