ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「鈴木敏文」の意味・わかりやすい解説
鈴木敏文
すずきとしふみ
実業家。中央大学卒業後,東京出版販売(トーハン)を経て,1963年ヨーカ堂(イトーヨーカ堂)入社。1973年,役員の反対を押し切るかたちでヨークセブン(セブン-イレブン・ジャパン)を設立し,アメリカ合衆国のサウスランドとライセンス契約を結んでコンビニエンスストアの運営に着手。1991年サウスランドの株式を取得して傘下に収めた。1992年イトーヨーカ堂社長,セブン-イレブン・ジャパン会長に就任。イトーヨーカ堂の創業者である伊藤雅俊の懐刀として,イトーヨーカ堂とセブン-イレブンをそれぞれ日本国内最大級のスーパーマーケットとコンビニエンスストアに育て上げた。また 2001年,異業種銀行のさきがけとして,イトーヨーカ堂とセブン-イレブン・ジャパンの共同出資によるアイワイバンク銀行(セブン銀行)を設立。2005年セブン&アイ・ホールディングスを設立,最高経営責任者 CEOに就任した。
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