鈴木敏文(読み)すずきとしふみ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「鈴木敏文」の意味・わかりやすい解説

鈴木敏文
すずきとしふみ

[生]1932.12.1. 長野,坂城
実業家。中央大学卒業後,東京出版販売(トーハン)を経て,1963年ヨーカ堂(イトーヨーカ堂入社。1973年,役員の反対を押し切るかたちでヨークセブンセブン-イレブン・ジャパン)を設立し,アメリカ合衆国サウスランドとライセンス契約を結んでコンビニエンスストアの運営に着手。1991年サウスランドの株式を取得して傘下に収めた。1992年イトーヨーカ堂社長,セブン-イレブン・ジャパン会長に就任。イトーヨーカ堂の創業者である伊藤雅俊懐刀として,イトーヨーカ堂とセブン-イレブンをそれぞれ日本国内最大級のスーパーマーケットとコンビニエンスストアに育て上げた。また 2001年,異業種銀行のさきがけとして,イトーヨーカ堂とセブン-イレブン・ジャパンの共同出資によるアイワイバンク銀行(セブン銀行)を設立。2005年セブン&アイ・ホールディングスを設立,最高経営責任者 CEOに就任した。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「鈴木敏文」の解説

鈴木敏文 すずき-としふみ

1932- 昭和後期-平成時代の経営者
昭和7年12月1日生まれ。東京出版販売勤務をへて,昭和38年イトーヨーカ堂に入社。46年取締役となり,新規事業を担当。アメリカのサウスランド社のコンビニエンスストアを導入し,セブン-イレブンを5000店をこえる大型チェーンにそだてる。平成4年イトーヨーカ堂社長,セブン-イレブン・ジャパン会長。9年経団連副会長。17年中央大理事長。長野県出身。中央大卒。

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