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関係妄想 かんけいもうそうdelusion of reference

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

関係妄想
かんけいもうそう
delusion of reference

本人にとってはまったく関係のない,周囲の人々の動作や見聞きした出来事を,自分に対してある意味や関係があると強く思い込む妄想。最も多くみられる妄想の一つ。統合失調症にみられる。

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デジタル大辞泉の解説

かんけい‐もうそう〔クワンケイマウサウ〕【関係妄想】

自分に無関係な周囲の人々の会話や動作などを、自分に関係づける妄想。

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世界大百科事典 第2版の解説

かんけいもうそう【関係妄想 delusion of reference】

他人の何でもない言葉や態度,周囲の出来事などに特別な意味づけをおこない,動機なく自分に関連づける妄想。たとえば周囲で人が話していると自分の悪口を言っていると受け取ったり,テレビのドラマの中で自分のことをあてこすっているなどと体験する。多くは被害的な内容をもっている。精神分裂病ではしばしば出現し,正常に知覚されたものが誤って意味づけされる(妄想知覚)。二次的,反応的なものとして,一定の性格特徴をもった人にある体験をきっかけとして生じる敏感関係妄想や不安で脅威的な状況,抑鬱気分から発生するものがある。

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大辞林 第三版の解説

かんけいもうそう【関係妄想】

他人の何でもない言葉や周囲の出来事に、特別な意味付けを行い、自己と関係づける妄想。

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世界大百科事典内の関係妄想の言及

【精神分裂病】より

…現存在分析を創始したスイスの精神医学者ビンスワンガーの主著で,1957年に単行本の形で刊行された。5例の精神分裂病のくわしい症例研究からなるが,30年代に著者が独自の人間学的方法を確立したのち,数十年にわたる臨床活動の総決算として44年から53年にかけて集成したもの。ここでは,分裂病は人間存在に異質な病態としてではなく,人間から人間へ,現存在から現存在への自由な交わりをとおして現れる特有な世界内のあり方として記述される。…

※「関係妄想」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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