阿蘇ジオパーク(読み)あそじおぱーく

事典 日本の地域遺産 「阿蘇ジオパーク」の解説

阿蘇ジオパーク

(熊本県阿蘇市;熊本県阿蘇郡南小国町;熊本県阿蘇郡小国町;熊本県阿蘇郡産山村;熊本県阿蘇郡高森町;熊本県阿蘇郡南阿蘇村;熊本県阿蘇郡西原村;熊本県上益城郡山都町)
日本ジオパーク指定地域遺産。
阿蘇ジオパークは熊本県北部に位置する。27万年前以降の度重なる火山活動で作り出されたカルデラ中心とした広大な地域が含まれ、火山地形地質がわかるジオサイトが存在する。およそ3万年前から営まれるようになったとされる阿蘇での人間生活文化を知ることができる

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域遺産」事典 日本の地域遺産について 情報

デジタル大辞泉プラス 「阿蘇ジオパーク」の解説

阿蘇ジオパーク

熊本県にあるジオパーク。構成自治体は熊本県阿蘇市、阿蘇郡南小国町、小国町、産山(うぶやま)村、高森町、南阿蘇村、西原村、上益城郡山都町。テーマは“阿蘇火山の大地と人間生活”。世界有数の規模を誇る巨大な阿蘇カルデラ、活発な火山活動を続けている中岳を中心とする阿蘇五岳、阿蘇神社、鍋ヶ滝、小国郷温泉、柱状節理が観察できる「らくだ山」、南阿蘇湧水群、蘇陽峡などの見どころがある。2009年10月に日本ジオパーク、2014年9月にはユネスコ世界ジオパークに初認定。

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