従う(読み)シタガウ

デジタル大辞泉 「従う」の意味・読み・例文・類語

したが・う〔したがふ〕【従う/随う/順う/遵う】

[動ワ五(ハ四)]
後ろについて行く。あとに続く。「案内人に―・う」「前を行く人に―・って歩く」
沿う。たどる。「川の流れに―・って下る」「標識に―・って進む」
他からの働きに順応する。
法律慣習意見などに逆らわないでそのとおりにする。意のままになる。服従する。「法の定めるところに―・う」「指示に―・って行動する」「意向に―・う」
ほかの力のままに動く。任せる。「風に―・うあし

㋐応じる。また、順応する。「問いに―・って答える」「条件に―・って賃金が異なる」
㋑ならう。まねる。「見本に―・って作る」
たずさわる。従事する。「業務に―・う」
(「…にしたがい」「…にしたがって」の形で)…につれて。…とともに。「年をとるに―・い円満さを増してきた」「登るに―・って気温が下がる」
[可能]したがえる
[動ハ下二]したがえる」の文語形
[類語](1付くくっつく随行する随伴する随従する追随するお供/(3)(4服する応ずるのっとそくする準ずるなら準拠する依拠する

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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