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電子ペーパー デンシペーパー

6件 の用語解説(電子ペーパーの意味・用語解説を検索)

ASCII.jpデジタル用語辞典の解説

電子ペーパー

紙と同レベルの薄さや視認性を備えた表示メディアで、表示内容を書き換えられるものをいう。バックライトを使わずに表示でき、通常、画面の書き換え時にしか電力を使わないので、消費電力が少ないのが特徴。紙のように柔らかく、ある程度の折り曲げにも耐えられるものもある。電子書籍リーダーや駅構内の広告などに採用されている。

出典|ASCII.jpデジタル用語辞典
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知恵蔵2015の解説

電子ペーパー

Eペーパーとも呼ぶ。10分の1mm程度の薄さで電気的な手段でデータの表示・消去が可能なディスプレーの総称。薄くて折りたたみ可能で、電源を切っても画像が残ることから、用途によっては将来紙媒体に置き換わるものとして期待されている。電子ペーパーを実現する代表的な技術は、マイクロカプセル型電気泳動方式で、Eインク技術と呼ばれている。それぞれのマイクロカプセルの中に白い微粒子と黒い微粒子が入っていて、白をプラス、黒をマイナスに帯電させている。消費電力も低く、カード電子新聞電子ポスターなどに応用される。

(荒川泰彦 東京大学教授 / 桜井貴康 東京大学教授 / 2007年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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パソコンで困ったときに開く本の解説

電子ペーパー

紙のように扱える薄型の表示パネルのことです。表示内容を維持するのに必要な電力が少ない(もしくは皆無)のが特徴です。液晶やプラズマのように画面自体を発光させず、外部の明かりを反射させて表示内容を見るため、紙の印刷物のような見え方を実現します。電子書籍を読む専用端末を作るうえで重要な部品です。スーパーの値札などに使われたりもしています。
⇨Kindle、電子書籍

出典|(株)朝日新聞出版発行「パソコンで困ったときに開く本
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デジタル大辞泉の解説

でんし‐ペーパー【電子ペーパー】

electronic paper》紙のように薄い、柔らかい素材でできた超薄型ディスプレー技術の一。デジタルペーパー。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

電子ペーパー
でんしぺーぱー
electronic paper

電気によって文字や絵を表示できる、紙のように薄いフレキシブルな媒体。通信機能と組み合わせると持ち歩きして最新のニュースが読める電子新聞や週刊誌が可能となる。使用中は常時電力がいる携帯機器に対して、電子ペーパーは書き換えるときだけしか電気を必要としない。これらの条件を満たすための原理として電気泳動を利用するアイデアは、1969年(昭和44)に日本人により出されたものであるが、アメリカのマサチューセッツ工科大学MIT)によるマイクロカプセル化のアイデアを用いて、Eインク社がカーボン(黒)と酸化チタン(白)粒子を敷きつめた微細カプセル内の絶縁液中に封じ、外部電界で泳動させ白黒パターンや文字を描かせる方式を開発した。これを2004年(平成16)に日本のソニー社が電子書籍端末として商品化を試み、続いて2007年にアメリカのアマゾン社が「キンドルKindle」の名称で販売を始めた。主として電子書籍用であるが、アメリカでは電子ペーパーによる端末が普及し始めた。さらに、カード類、駅構内などの電子ポスター、スーパーマーケットなどの値札や電子新聞などにも、タブレット端末とも共存した普及が期待されている。
 2015年時点では実用化はされていないが、電子ペーパーの表示方式として多くのアイデアが提唱されている。1970年代にアメリカのゼロックス社が開発した、白黒半分に塗り分けられた微細球体を穴列に並べ外部の電界で回転させてパターンを描かせるツイストボール方式のジリコンGyriconや、日本で2006年から開発中の、マイクロカプセル内に高分子を主とする電子粉を封入して応答速度の高速化を図った電気泳動利用の電子粉流体方式などがある。[岩田倫典]
『面谷信著『紙への挑戦 電子ペーパー――情報世界を変えるメディア』(2003・森北出版) ▽面谷信監修、面谷信・水越伸他著『新聞の未来を展望する――電子ペーパーは救世主となれるか』(2006・新聞通信調査会)』

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
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図書館情報学用語辞典の解説

電子ペーパー

紙と同様の薄さ,柔軟性,視野角の広さ,解像度の高さ,取扱いの簡便さなどの特質を有しながら,紙とは異なり,表示内容を瞬時に変更可能な電子的表示装置.研究は1970年代から始まり,電気泳動方式や液晶方式など,各種の表示方式が考案された.さしあたっては一枚ものの形態で,街頭の広告や電子書籍用の端末といった方面で応用され,冊子体図書の代替とはなっていないが,電子ペーパー技術の発展が,電子媒体と紙媒体との関係を大きく変える可能性がある.

出典|図書館情報学用語辞典 第4版
©All Rights Reserved, Copyright Nihon Toshokan Joho Gakkai, 2013 編者:日本図書館情報学会用語辞典編集委員会 編
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