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電子印刷 でんしいんさつ electronic printing

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

電子印刷
でんしいんさつ
electronic printing

従来の活字による機械的な印刷と異なり,コンピュータの制御によって行う電子的な印刷。多くの企業で研究開発が進められている。方式としては,紙に静電気を起し,これに黒粉インキをふりかけるという静電方式 (漢字ラインプリンタ) と,電子複写機と同じような写真技術を応用した写真転写方式などが研究されている。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

電子印刷
でんしいんさつ
electronic printing

電気信号に変換されたイメージを紙などの各種の媒体に出力すること。ドットインパクトプリンターのように被印刷面へダイレクトに圧力をかけるインパクトタイプのものもあるが、多くの電子印刷機器は、駆動時の騒音や振動が少ないノンインパクト(無圧)タイプを採用している。
 電子印刷で用いられる出力機には、微細なノズルからインクを噴霧するインキジェット(インクジェット)方式をはじめ、コピー機などでも採用されている電子写真方式、熱源を用いて色材を対象物に転写しイメージを作成する熱転写方式、銀塩などの感光材料に微小なレーザー光を照射してイメージを形成する感光材料方式など、さまざまなタイプのものがある。1990年代になるとインキジェット方式や電子写真方式のプリンターは製品の小型化、低価格化が進み、パーソナルコンピュータと接続して家庭でも高精細なイメージを出力することが可能になった。
 商業印刷などで広く採用されているオフセット印刷の出力においても、従来のアナログ製版にかわって、電気的に処理された信号をもとにイメージを形成するのが一般的になった。この際に使用される大型の出力機は、レーザービームの点灯、消灯を電気的に制御しながら、感光材料が塗布された製版用の分色フィルムを露光して文字や画像を出力することができる。1990年代には、この出力方式を発展させ、印刷用の刷版(さっぱん)に直接イメージを形成し、製版工程における中間的な版材の使用を不要にした出力機器も数多く製品化されるようになった。また、印刷工程で使用される校正紙も、従来の簡易印刷機にかわって、電子データから、直接印刷イメージを形成する方式へと移行しつつある。[今井岳美]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
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