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非化学量論的化合物 ヒカガクリョウロンテキカゴウブツ

デジタル大辞泉の解説

ひかがくりょうろんてき‐かごうぶつ〔ヒクワガクリヤウロンテキクワガフブツ〕【非化学量論的化合物】

不定比化合物

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百科事典マイペディアの解説

非化学量論的化合物【ひかがくりょうろんてきかごうぶつ】

定比例の法則に従わない化合物をいう。ベルトライド化合物,不定比化合物などとも。侵入型化合物や格子欠損化合物,たとえば遷移金属酸化物硫化物水素化物炭化物,ホウ化物などで,その原子比が一定の簡単な整数比にならないようなものをいう。

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世界大百科事典 第2版の解説

ひかがくりょうろんてきかごうぶつ【非化学量論的化合物 non‐stoichiometric compound】

定比例の法則にしたがわない化合物。不定比化合物,ベルトライド化合物berthollide compoundなどともいう。化合物は多くの場合定比例の法則にしたがい,構成元素の原子比が簡単な整数比となるのであって,通常の化学式や化学反応式などもこの法則の上にたって書かれている。ところが簡単な整数比にならず,また一定しない化合物の一群がある。一般に結晶格子の欠陥構造によることが多く,陽性成分をM,陰性成分をXとするとき,MあるいはXのいずれかの成分が一定比よりも多く結晶格子の間に侵入して生ずる侵入型と,いずれかの成分の格子が不足しているような欠損型とがある。

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