デジタル大辞泉
「頭数」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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あたま‐かず【頭数】
- 〘 名詞 〙
- ① 人かず。人数。また、特に何かをする時、必要な人数。
- [初出の実例]「狐川よりぬるむ普請場〈江雲〉 八重霞あたま数読男山〈西鶴〉」(出典:俳諧・虎渓の橋(1678か)賦何紙俳諧)
- 「末社どもが引裂紙も天窓数(アタマカズ)に割附」(出典:読本・通俗巫山夢(1815)三)
- ② 仲間の数に入っているだけのつまらない人間。人数を揃えるためだけの軽輩。
- [初出の実例]「その五人男の切端さ、先づ第一が日本駄右衛門、〈略〉弁天小僧、私(わっち)ァほんの頭数(アタマカズ)さ」(出典:歌舞伎・青砥稿花紅彩画(白浪五人男)(1862)三幕)
かしら‐かず【頭数】
- 〘 名詞 〙
- ① 能楽の鼓や長唄の打楽器で、拍子を強調する時の打ち方で打つ数。
- [初出の実例]「蘭拍子頭かず十八蹈て」(出典:檜垣型付(1665))
- ② 人の数。人数。あたまかず。
- [初出の実例]「幾十万の頭(カシラ)かずに加はりて」(出典:うもれ木(1892)〈樋口一葉〉一)
とう‐すう【頭数】
- 〘 名詞 〙 比較的大きい動物の数。
- [初出の実例]「小屋も小さく、頭数(トウスウ)も少なくって」(出典:豚群(1926)〈黒島伝治〉一)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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普及版 字通
「頭数」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
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