馬場信春(読み)ばばのぶはる

改訂新版 世界大百科事典 「馬場信春」の意味・わかりやすい解説

馬場信春 (ばばのぶはる)
生没年:1513-75(永正10-天正3)

戦国時代の甲斐武将。民部少輔,美濃守。旧名教来石(きようらいし)景政。馬場氏は甲斐の名族であったが,虎貞が武田信虎の怒りに触れ切腹して家が絶えたので,晴信(信玄)の命により信春が家を継いだ。彼は信虎,晴信,勝頼の3代に仕えて軍功が多く,後に武田の四臣に数えられた。長篠の戦では勝頼に退却を進言したがいれられず,討死した。
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出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の馬場信春の言及

【ポピュラー音楽】より

…このルンドゥーはブラジルより前にペルーヘ,アフリカから奴隷によって伝えられたものだとする説もある。キューバでは1800年ごろにハバネラhabanera(発音はアバネーラ)が生まれ,19世紀中葉にヨーロッパにも伝えられた。ルンドゥーもハバネラも付点8分音符と16分音符を組み合わせた軽く跳ねるリズム感をもち,ポルトガルもしくはスペインの音楽にアフリカ的リズム感を加味したものと考えられるが,これがその後のラテン・アメリカの音楽の基調となったといってよく,19世紀半ばにブラジルで生まれた器楽の音楽ショーロも,19世紀末にアルゼンチンのブエノス・アイレスで生まれた踊りの音楽タンゴも,このリズムがもとになっている。…

【ポピュラー音楽】より

…このルンドゥーはブラジルより前にペルーヘ,アフリカから奴隷によって伝えられたものだとする説もある。キューバでは1800年ごろにハバネラhabanera(発音はアバネーラ)が生まれ,19世紀中葉にヨーロッパにも伝えられた。ルンドゥーもハバネラも付点8分音符と16分音符を組み合わせた軽く跳ねるリズム感をもち,ポルトガルもしくはスペインの音楽にアフリカ的リズム感を加味したものと考えられるが,これがその後のラテン・アメリカの音楽の基調となったといってよく,19世紀半ばにブラジルで生まれた器楽の音楽ショーロも,19世紀末にアルゼンチンのブエノス・アイレスで生まれた踊りの音楽タンゴも,このリズムがもとになっている。…

※「馬場信春」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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