デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「高井立志」の解説
高井立志(初代) たかい-りゅうし
紀伊(きい)和歌山藩士の子。浪人して江戸本町にすみ,野々口立圃(りゅうほ)の門にはいる。のち石出常軒につかえた。天和(てんな)元年10月21日死去。通称は佐馬助。別号に松楽軒,和諧堂。句集に「思出千句」「樗木(ちょぼく)集」。
高井立志(3代) たかい-りゅうし
天和(てんな)3年生まれ。2代高井立志の子。享保(きょうほう)9年11月21日死去。42歳。名は心保。別号に立詠,春水,和散才,和諧堂。編著に「庭の巻」「立志終焉記」など。