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高麗鏡 こうらいきょうKoryǒ kǒul

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

高麗鏡
こうらいきょう
Koryǒ kǒul

朝鮮,高麗時代につくられた鏡。主として上流官人の家庭で用いられた。その図案は初期と末期では多少の相違がみられる。中国,漢代の鏡に似た「五人物鏡」や「桂子月落鏡」などが有名。

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世界大百科事典 第2版の解説

こうらいきょう【高麗鏡】

朝鮮の高麗時代に著しく発達した銅鏡。青銅鏡が大半を占めるが,白銅鏡も少なくない。一般に銅質が悪く,製作技術も高くない。そのほとんどが中国をはじめ,女真,日本など外国の銅鏡を模倣したもので,高麗独特の形式は皆無に等しい。・元など同時代の鏡だけでなく,漢・六朝・唐など古式の鏡を模しているが,その背後には,宋代に流行した復古鏡をそのまま模造したという事情がうかがえる。漢・六朝鏡式には,明光,方格規矩四神,獣帯などの諸鏡式があり,唐鏡式には円鏡以外に八稜・八花鏡がある。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

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