鬼百合(読み)オニユリ

デジタル大辞泉の解説

おに‐ゆり【鬼百合】

ユリ科の多年草。山野に自生し、高さ約1メートル。地下に白い鱗茎(りんけい)をもつ。葉は細長く、付け根に黒紫色のむかごを生じる。夏、紫色の斑点のある黄赤色の花が咲く。鱗茎は食用。観賞用に栽培。 夏》

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大辞林 第三版の解説

おにゆり【鬼百合】

ユリ科の多年草。茎には紫褐色の斑点があり、高さ約1.5メートル。葉は広線形で、葉腋ようえきに黒紫色の珠芽をつける。夏、茎頂付近に、赤黄色で内側に黒紫色の斑点のある花を数個から二〇個内外下向きに開く。結実はしない。鱗茎りんけいは食用。テンガイユリ。 [季] 秋。

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動植物名よみかた辞典 普及版の解説

鬼百合 (オニユリ)

学名:Lilium lancifolium
植物。ユリ科の多年草,園芸植物,薬用植物

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

おに‐ゆり【鬼百合】

〘名〙 ユリ科の多年草。観賞用に栽培されるほか、各地の山野に生えるが、中国原産とも考えられている。茎は高さ〇・六~一・五メートルで紫褐色の斑点がある。葉は長さ五~一五センチメートルの狭長楕円形で先端はとがる。夏、濃黄赤色の花が茎の頂に二~十数個つき、うつむきに咲く。花被片は狭長楕円形でそりかえり、内側に黒紫色の点が散在する。六本の雄しべは長くのびる。鱗茎は白色で食用。漢名、巻丹。てんがいゆり。《・夏》
※蔭凉軒日録‐延徳四年(1492)五月一五日「自堀出雲守花。不花名。白色似鬼百合

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