デジタル大辞泉 「魅する」の意味・読み・例文・類語 み・する【魅する】 [動サ変][文]み・す[サ変]不思議な力で人の心をひきつける。「歌声に―・せられる」[類語]魅了・魅惑・蠱惑こわく・吸い寄せる・引き付ける・心を捉える ・魅力的・蠱惑こわく的・素敵・印象的・印象深い・感慨深い・引き付ける・チャーミング・興味津津・興味深い・面白い・エキサイティング・心に染みる・心に残る・心を打つ・心を動かす・胸を打つ・胸に迫る・味わい深い 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「魅する」の意味・読み・例文・類語 み‐・する【魅】 〘 他動詞 サ行変 〙 [ 文語形 ]み・す 〘 他動詞 サ行変 〙① 不思議な力で人をひきつける。まよわせる。[初出の実例]「彼妖僧に魅(ミ)せられたれば」(出典:読本・椿説弓張月(1807‐11)続)「人を魅するやうな態度に」(出典:雁(1911‐13)〈森鴎外〉二一)「これこそ子供たちを魅(ミ)した深い原因になってゐるのであったのに」(出典:日光室(1938)〈中里恒子〉)② だます。ばかす。[初出の実例]「よく婦人を魅して犯す。〈吾邦九州の辺にて、水虎の婦人をたぶらかすが如し〉」(出典:紅毛雑話(1787)四)「妖に交りて魅せられず」(出典:読本・春雨物語(1808)目ひとつの神) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例