興味津津(読み)キョウミシンシン

デジタル大辞泉 「興味津津」の意味・読み・例文・類語

きょうみ‐しんしん【興味津津】

[ト・タル][文][形動タリ]興味があとからあとからわいて尽きないさま。「やじ馬が興味津津と見守る」
[類語]興味深い面白いエキサイティング印象的魅力的蠱惑こわく蠱惑こわく魅する魅了魅惑素敵印象深い感慨深い引き付ける吸い寄せるチャーミング心に染みる心に残る心を打つ心を動かす心を捉える胸を打つ胸に迫る味わい深い物見高い物好き物好きしゃ好事こうず好事家こうずか酔狂道楽数寄すき多趣味悪趣味好奇好奇心新しがり新しがり屋新し物好き初物食い心寄せ好き好き気に入りお気に入り趣味好み嗜好しこう同好横好き愛惜こだわるこだわりいかれる凝り性偏執狂マニアマニアックモノマニアックモノマニアむしおたくつうれ者凝り屋愛好のぞのぞき見のぞき見るのぞき込む盗み見るうかが透き見野次馬野次馬根性興味本位の目たかの目目を輝かす目を奪われる見る目ぐ鼻ぎ回る助平根性物珍しい

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精選版 日本国語大辞典 「興味津津」の意味・読み・例文・類語

きょうみ‐しんしん【興味津津】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用タリ 〙 ( 「津津」は絶えずわき出る意 ) 非常に興味が感じられるさま。興味がつきないさま。
    1. [初出の実例]「殊に創生記や詩篇を繙く時に興味津々として尽きざるものがある」(出典:我羊独語(1929)南洲の一詩を捉へて〈品川義介〉)

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四字熟語を知る辞典 「興味津津」の解説

興味津津

非常に興味が感じられる様子。興味がつきない様子。

[活用] ―と・―たる。

[使用例] 集中的に表現しようという興味津々たる事業であった[加藤周一肖像画について|1955]

[使用例] 「まじめな話」とは何だったのかと、興味津津で、いろんな可能性を考えめぐらしてみたんですわ[倉橋由美子*夢の浮橋|1970]

[解説] 「津津」は絶えずわき出ること。

[対義] 興味索然

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