心を動かす(読み)こころをうごかす

精選版 日本国語大辞典「心を動かす」の解説

こころ【心】 を 動(うご)かす

① 心を乱す。心を動揺させる。気をもむ。
古今(905‐914)仮名序「絵にかけるをうなをみて、いたづらに心をうごかすがごとし」
源氏(1001‐14頃)松風「さらぬ別れに御心うごかし給ふな」
感動する。心を打たれる。
※栄花(1028‐92頃)松の下枝「河浪の音も、の声も、さまざまに心動かし、篝火の影も水底隠れなく、おもしろながらもの心細し」
説得などして、相手の気を変える。〔日葡辞書(1603‐04)〕

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デジタル大辞泉「心を動かす」の解説

こころうごか・す

感動する。心を打たれる。「熱演に―・される」
興味をさそわれる。「近ごろは株式に―・している」
気持ちが落ち着かなくなる。心を乱す。
「絵にかけるをうなを見て、いたづらに―・すがごとし」〈古今・仮名序〉
[類語]感慨深い感慨無量感無量感動感激感銘感慨胸きゅん琴線に触れる印象的印象深い心が震える心に染みる心に残る心に響く心を打つ胸がつまる胸が一杯になる胸が熱くなる胸を打つ胸に迫る琴線に触れる熱いものが込み上げる目頭が熱くなる揺さぶる揺り動かす泣ける感泣感涙熱涙ほろり

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