デジタル大辞泉 「魅」の意味・読み・例文・類語 み【魅】[漢字項目] [常用漢字] [音]ミ(呉)1 化け物。妖精。もののけ。「鬼魅・魔魅・魑魅魍魎ちみもうりょう」2 心をひきつけて迷わす。「魅了・魅力・魅惑」[難読]魑魅すだま 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
普及版 字通 「魅」の読み・字形・画数・意味 魅常用漢字 15画(異体字)13画 [字音] ミ[字訓] もののけ・すだま[説文解字] [字形] 会意正字はに作り、鬼(き)+彡(さん)。彡は長毛。長毛の鬼をいう。〔説文〕九上に「老物のなり」(段注本)とし、彡を鬼毛とする。また魅のほか、古文・籀文(ちゆうぶん)の異体二文を録する。その両字は祟(すい)に似た形で象形。〔左伝、文十八年、服虔注〕に「魅は人面獸身にして四足あり。好んで人を惑はす。山林異氣の生ずる、以て人のを爲す」とあり、〔楚辞、九歌〕中の〔山鬼〕の類であろう。老物の精としては、猿・・鶏などのほか、虫・魚の類にも、蠱媚(こび)をなす異類の話が多く、〔太平御覧〕などに収録されている。〔説文〕十上にも「は鬼の乘るなり」という。[訓義]1. もののけ、ばけもの。2. すだま、みずは。[古辞書の訓]〔名義抄〕魅 スダマ・ミヅハ・イヘノカミ 〔立〕魅 スダマ・ミヅハ・イヘノカミ・クルホス[熟語]魅虚▶・魅▶・魅力▶・魅惑▶[下接語]陰魅・鬼魅・魅・山魅・邪魅・衆魅・水魅・精魅・魑魅・諂魅・病魅・物魅・魔魅・魍魅・木魅・野魅・妖魅 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報