鰺刺(読み)アジサシ

デジタル大辞泉 「鰺刺」の意味・読み・例文・類語

あじ‐さし〔あぢ‐〕【×鰺刺】

カモメ科アジサシ属の鳥の総称カモメに比べて体が細い。群れで生活し、水中に突入して魚を捕らえる。アジサシ・コアジサシキョクアジサシなど。 夏》「―のったるはしのあやまたず/秋桜子
アジサシ属の鳥の一種全長約35センチ。頭が黒く、上面灰色。日本では旅鳥として春・秋に海岸でみられる。

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精選版 日本国語大辞典 「鰺刺」の意味・読み・例文・類語

あじ‐さしあぢ‥【鰺刺】

  1. 〘 名詞 〙
  2. カモメ科の鳥のうちで比較的小形で魚を主食とするものの総称。約四〇種が全世界に分布するが熱帯地方に最も多い。日本でふつうに見られるのはコアジサシとアジサシの二種。〔博物図教授法(1876‐77)〕
  3. カモメ科の鳥。カモメより小形で全長約三五センチメートル。全体に白く、背がやや青灰色をおび、頭とくちばし黒色太平洋に広く分布。北方で繁殖し、日本には春と秋に訪れる旅鳥で、内湾とくに大阪湾以西で多く見られる。数百の群れをなして飛び、海上小魚を細長いくちばしですばやく捕えて食べる。《 季語・夏 》〔俚言集覧(1797頃)〕
  4. こあじさし(小鰺刺)」の通称。

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動植物名よみかた辞典 普及版 「鰺刺」の解説

鰺刺 (アジサシ)

学名Sterna hirundo
動物。カモメ科の渡り鳥

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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