百科事典マイペディア 「鳥羽作道」の意味・わかりやすい解説
鳥羽作道【とばのつくりみち】
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
平安京朱雀大路の南端,羅城門から正南方向,洛南鳥羽から淀へ通じていた道路。〈造道〉とも記す。平安遷都以前からの古道とみて,これを北へ延長して平安京域の中心線=朱雀大路を定めたとする理解もあるが,むしろ造都以後につくられた道であろう。あるいは造都時に淀川からの物資搬入に使用された,一種の産業道路であったともみられる。《徒然草》は,〈鳥羽の作り道は,鳥羽殿建てられて後の号(な)にはあらず。古よりの名なり。元良(もとよし)親王(陽成天皇皇子,943没),元日の奏賀の声,甚だ殊勝にして,大極殿より鳥羽の作道まで聞えけるよし,李部王(醍醐天皇皇子,重明(しげあきら)親王,954没)の記に侍るとかや〉という逸話を伝えている。白河上皇により鳥羽殿が営まれてからは〈鳥羽の西大路〉とも呼ばれ,離宮へ至る表街道となり,この道を南下し淀から舟で淀川を下るコースが利用された。現在は旧観をほとんど失っている。
執筆者:村井 康彦
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...
12/17 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
11/21 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
10/29 小学館の図鑑NEO[新版]動物を追加
10/22 デジタル大辞泉を更新
10/22 デジタル大辞泉プラスを更新