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鴫立沢 シギタツサワ

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デジタル大辞泉の解説

しぎたつさわ〔しぎたつさは〕【鴫立沢】

神奈川県中郡大磯町西部の渓流。名は西行の歌「心なき身にもあはれはしられけりしぎたつ沢の秋の夕暮」に由来する。そばに鴫立庵(でんりゅうあん)がある。[歌枕]

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大辞林 第三版の解説

しぎたつさわ【鴫立沢】

神奈川県大磯町の南西にある渓流。西行が陸奥むつへ下る途中に詠んだ「心なき身にもあはれは知られけり鴫立つ沢の秋の夕暮」の歌によって知られる。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

鴫立沢
しぎたつさわ

神奈川県中南部大磯(おおいそ)町の旧宿場町の西端の海岸段丘を流下する渓流。小流であるが段丘崖(がい)を緩く懸谷(けんこく)状に流下し景勝地をなす。その西縁台上に、ここに立ち寄って「心なき身にもあはれは知られけり鴫立沢の秋の夕暮」と詠んだ西行(さいぎょう)を記念して鴫立庵(あん)が設けられている。元禄(げんろく)年間(1688~1704)には江戸の大淀三千風(おおよどみちかぜ)が止住して庵主となり、歌塾を開いていた。東海道を上下する歌人、風流人の訪れが多く、数々の秀歌が生まれ、いまもそれを刻んだいくつもの歌碑がみられる。その後、代々俳人を庵主に迎え庵はよく守り続けられ、第二次世界大戦後は歌道研修道場となり、広く京浜地方からも歌人たちが集まり、関東歌壇の一拠点となっている。現在、庭内には古い庵室のほか、西行像を安置する円位(えんい)堂や法虎(ほうこ)堂があり、3月には西行祭が行われる。JR東海道本線大磯駅から徒歩10分。[浅香幸雄]

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