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鶏糞 ケイフン

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デジタル大辞泉の解説

けい‐ふん【鶏×糞】

にわとりのふん。窒素燐酸(りんさん)が多く含まれ、乾かして肥料とする。

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世界大百科事典 第2版の解説

けいふん【鶏糞 chicken dropping】

ニワトリの糞は昔から自給肥料として消費されてきたが,近年は養鶏業の発達による大量生産に伴い,火力乾燥や加工を行い,商品として流通するようになった。製法上は単に乾燥したのみの乾燥鶏糞と,硫酸を混合し火力乾燥した加工家禽糞肥料の2種類がある。乾燥鶏糞の成分は窒素4%,リン酸4%,カリウム2%程度のほか,カルシウムマグネシウムマンガンなどを含み,肥料としての価値は高い。しかし易分解性窒素が多いので,一時に多量施用すると急激な発酵分解が起こり,植え傷みなどを生じやすい。

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大辞林 第三版の解説

けいふん【鶏糞】

ニワトリの糞。窒素・リン酸を多く含み、乾燥して肥料に用いる。

出典|三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

鶏糞
けいふん

ニワトリの糞を乾燥させた肥料で、魚肥、油かすなどと同じように有機質肥料である。市販されているものには、単に火力乾燥し包装した乾燥鶏糞と、硫酸あるいは硫酸に廃糖蜜(みつ)のアルコール発酵濃縮廃液を混合して火力乾燥した加工家禽(かきん)糞肥料の2種類がある。硫酸は窒素成分の揮散と悪臭を防止し、また土壌中での急激な発酵分解を抑える働きもある。乾燥鶏糞の成分は窒素4%、リン酸4%、カリ2%程度であり、加工家禽糞肥料では窒素3%、リン酸3%、カリ1%程度である。そのほかカルシウム、マグネシウム、マンガンなどが含まれている。鶏糞は野菜、果樹、花卉(かき)などに適した肥料であり、また養分の流亡しやすい砂地にも適している。しかし乾燥鶏糞を一時に多量に施すと急激に発酵分解し、作物が植えいたみなどの生育障害をおこすことがあるので、土壌とよく混ぜ、作付けまでに1か月以上の期間をおくなど、取扱いに注意する必要がある。[小山雄生]

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