鹿児島銀行(読み)かごしまぎんこう(その他表記)THE KAGOSHIMA BANK, LTD.

共同通信ニュース用語解説 「鹿児島銀行」の解説

鹿児島銀行

鹿児島市本店を置く地方銀行。1879年創業の第百四十七国立銀行起源で、鹿児島県内の銀行と合併などを繰り返し、1952年に現行名へ変更した。2015年3月末の総資産は連結ベースで4兆762億円。

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百科事典マイペディア 「鹿児島銀行」の意味・わかりやすい解説

鹿児島銀行[株]【かごしまぎんこう】

鹿児島県を地盤とする地銀中位行。1879年に第百四十七国立銀行が創業。1897年第百四十七銀行に改称県下の銀行を次々と合併。〈一県一行主義政策に従い,1944年旧鹿児島銀行・鹿児島貯蓄銀行と合併し,鹿児島興業銀行を設立。県下唯一の普通銀行となる(現在は第二地銀あり)。1952年現社名に改称。1953年奄美群島の日本返還にともない,琉球銀行から同島の5店舗を譲渡。積極的な多店舗展開で,九州はもとより東京・大阪にも進出している。本店鹿児島市。2011年資本金181億円,2011年3月期経常収益810億円。売上構成(%)は,中小企業等向け69,住宅・消費者向け27。

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日本の企業がわかる事典2014-2015 「鹿児島銀行」の解説

鹿児島銀行

正式社名「株式会社鹿児島銀行」。略称「かぎん」。英文社名「THE KAGOSHIMA BANK, LTD.」。銀行業。明治12年(1879)前身の「第百四十七国立銀行」設立。昭和19年(1944)「株式会社鹿児島興業銀行」設立。同27年(1952)現在の社名に変更。本店は鹿児島市金生町。地方銀行。格付けは九州地銀でトップクラス。鹿児島地盤に宮崎にも店舗網を展開。東京証券取引所第1部・福岡証券取引所上場。証券コード8390。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「鹿児島銀行」の意味・わかりやすい解説

鹿児島銀行
かごしまぎんこう

地方銀行。1944年第百四十七銀行,旧鹿児島銀行,鹿児島貯蓄銀行の合併により鹿児島興業銀行として設立。1950年外国為替業務を開始。1952年現社名に変更。1985年債券ディーリング業務を開始。地盤の鹿児島県でトップの実績を誇り,宮崎県南部にも支店網を拡大。2015年肥後銀行持株会社の九州フィナンシャルグループを設立し,傘下に入った。

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