肥後銀行(読み)ひごぎんこう

共同通信ニュース用語解説 「肥後銀行」の解説

肥後銀行

熊本市本店を置く地方銀行。1925年に県内3銀行が合併して肥後協同銀行として創立し、28年に現行名に変更した。2015年3月末の総資産は連結ベースで4兆7443億円。

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百科事典マイペディア 「肥後銀行」の意味・わかりやすい解説

肥後銀行[株]【ひごぎんこう】

熊本県を地盤とする地銀中位行。1878年第百三十五国立銀行が創業。1896年に九州商業銀行,1918年に熊本銀行改称。1925年安田銀行(後の富士銀行)・日銀の資金援助を条件に飽田銀行・植木銀行と合併し,肥後合同銀行に改称。1928年現社名に改称。同年安田財閥の直系会社となる。〈一県一行主義政策に従い,1942年県下3行を買収し県下唯一の普通銀行となる(現在は第二地銀あり)。みずほ銀行(旧富士銀行)と親密。本店熊本市。2011年資本金181億円,2011年3月期経常収益746億円。売上構成(%)は,中小企業等向け64,住宅・消費者向け26。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「肥後銀行」の意味・わかりやすい解説

肥後銀行
ひごぎんこう

地方銀行。1879年宇土第百三十五国立銀行として設立。1918年熊本銀行に改称。1925年飽田銀行,植木銀行との合併により肥後協同銀行として設立。1928年現社名に変更。1983年公社債窓口販売業務,1985年債券ディーリング業務を開始。地元熊本県に密着した堅実経営で県内最大企業としての信頼を得ており,個人向けに強い。2015年鹿児島銀行持株会社の九州フィナンシャルグループを設立し,傘下に入った。

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日本の企業がわかる事典2014-2015 「肥後銀行」の解説

肥後銀行

正式社名「株式会社肥後銀行」。英文社名「The Higo Bank, Ltd.」。銀行業。大正14年(1925)「株式会社肥後協同銀行」設立。昭和3年(1928)現在の社名に変更。本店は熊本市中央区紺屋町。地方銀行。熊本県指定金融機関。県内に強い地盤。東京証券取引所第1部・福岡証券取引所上場。証券コード8394。

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