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麈尾 シュビ

デジタル大辞泉の解説

しゅ‐び【×麈尾】

《「麈」は大きな鹿の仏具払子(ほっす)のこと。大鹿の動きに従って、他の鹿の群れが動くところから、他が従うという意を寓して、その尾にかたどって作られたという。しゅみ。

しゅ‐み【×尾】

しゅび(麈尾)

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

しゅび【麈尾】

〔「麈」は鹿の大きいもの〕
大鹿の尾に柄をつけた具。古く、虫や塵ちりを払うのに用いたが、後世は法具の一つとなった。払子ほつす。しゅみ。 → 払子

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

世界大百科事典内の麈尾の言及

【清談】より

…後漢時代には時事評論や人物批評(月旦)が〈清談〉とよばれたが,しだいに貴族のあいだで行われる談論がこの名でよばれるようになった。麈尾(しゆび)とよぶ払子(ほつす)を手にとって講座にのぼった清談家は,論理の整合性と言語表現の才知をきそいあい,現実から遊離した虚談であるとの一部の批判にもかかわらず,西晋の王衍(おうえん)や楽広(がくこう)たちを先駆者としておおいに流行した。清談でとりあげられたテーマは,《荘子》の逍遥遊(しようようゆう)の解釈,音声と人間の感情の関係にかんする〈声無哀楽論〉,言語は思考を十全につたえうるかどうかにかんする〈言尽意不尽意論〉,人間の才能と本性の関係にかんする〈才性四本論〉,服食養生にかんする〈養生論〉など,いわゆる玄学にかかわる問題を主とし,のちには仏典や儒家の経書にかんする問題もとりあげられた。…

※「麈尾」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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