麦角病(フェスク)

飼料作物病害図鑑の解説

麦角病(フェスク)

穂に麦角(菌核)を形成し、これが家畜毒性を持つ。開花直後から穂にあめ色の蜜滴を形成し始め、蜜滴内に含まれる多量の胞子風雨で飛散して伝播する。感染した穂には種子のかわりに表面白色、その下は黒紫色、牛の角状で、長さ2〜18mm、幅0.6〜2.4mmの麦角を形成する。麦角は地上に落ち、翌年に発芽して伝染源となる。病原菌は寄主範囲が広く、オーチャードグラスチモシーフェスクなどにも感染する。麦角中のアルカロイドはエルゴバリンなど毒性の強いものであり、家畜の流産などを引き起こす。

出典 畜産草地研究所飼料作物病害図鑑について 情報

関連語をあわせて調べる

今日のキーワード

アラビックヤマト

ヤマト株式会社の液状のりのブランド名。1975年発売。スポンジキャップと速乾性が特徴。スタンダードのほか、先がカーブしている「エル」、太・細塗りが出来る「ツイン」、スポンジ部分を下にして置ける「さかだ...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android