りゅう‐がん【龍眼】
- 〘 名詞 〙
- ① ムクロジ科の常緑高木。中国南部原産といわれる。高さ一〇メートルぐらい。葉は羽状複葉。各小葉は長楕円形で長さ約一〇センチメートル。春、芳香を放つ黄白色の小さな五弁花を円錐状につける。花序には褐色の短毛を密生。果実は径二~三センチメートルの球形、夏、黄赤色に熟す。白色透明な仮種皮を龍眼肉と呼び、甘味があり食用にする。漢名、龍眼。
- [初出の実例]「先食菓子。茘子・梅子・松子・龍眼・味如千葉似茘子」(出典:参天台五台山記(1072‐73)一)
- [その他の文献]〔後漢書‐和帝紀〕
- ② =りょうがん(龍眼)
りょう‐がん【龍眼】
- 〘 名詞 〙
- ① 天子の目。
- [初出の実例]「叡覧有て龍眼(リャウガン)より御涙を流させ給ひ」(出典:源平盛衰記(14C前)七)
- ② 龍の目などをかたどって金などをはめ込んだもの。
- [初出の実例]「萌黄に金の龍眼(リョウガン)の紐銷(ぱちん)」(出典:油地獄(1891)〈斎藤緑雨〉二)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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