二階堂行頼(読み)にかいどう・ゆきより

朝日日本歴史人物事典 「二階堂行頼」の解説

二階堂行頼

没年弘長3.11.10(1263.12.12)
生年寛喜2(1230)
鎌倉幕府政所執事二階堂行泰の子。建長2(1250)年に近習番となり,以後たびたび番衆に選ばれる。文応1(1260)年,従五位下,加賀守となる。弘長2(1262)年引付衆となる。同年,政所執事となる。

(永井晋)

出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「二階堂行頼」の解説

二階堂行頼(2) にかいどう-ゆきより

?-1284 鎌倉時代武将
二階堂行義の子。弘安(こうあん)6年大曾禰宗長,三善宗康らとともに引付衆となった。7年4月出家後まもなく死去通称は出羽七郎左衛門尉。法名は道静。

二階堂行頼(1) にかいどう-ゆきより

1230-1263 鎌倉時代の武将。
寛喜(かんぎ)2年生まれ。二階堂行泰の子。弘長(こうちょう)2年鎌倉幕府の政所(まんどころ)執事となるが,3年11月10日死去。34歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

選挙公営

国または地方公共団体が個々の候補者の選挙費用の一部または全額を負担すること。選挙に金がかかりすぎ,政治腐敗の原因になっていることや,候補者の個人的な財力によって選挙に不公平が生じないようにという目的で...

選挙公営の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android