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CISC(読み)しすく

デジタル大辞泉の解説

シスク【CISC】[complex instruction set computer]

complex instruction set computer》実行する命令形式の種類を増やし、複雑な処理を行えるようにする形式のコンピューター。またはその設計様式を指す。中央処理装置の構造が複雑になり処理速度が遅くなるという欠点がある。複合命令セットコンピューター。→リスク(RISC)

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

百科事典マイペディアの解説

CISC【シスク】

complex instruction set computerの略。複雑で高機能な命令セットを持つコンピューター。ハードウェアの進歩とともに,命令アーキテクチャーは,上位互換を図るため次第に複雑かつ高機能になっていく宿命を持っている。また,マイクロプログラムを格納するため制御記憶を必要とし,ロジックの規模が大きくなることや,一つの命令に対するマシンサイクル(動作クロック数)が増え時間がかかるなどの弊害もある。現在多くのパーソナルコンピューターで採用しているCPUはCISCである。→RISC

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IT用語がわかる辞典の解説

シスク【CISC】

コンピューターのマイクロプロセッサーの設計手法のひとつ。ひとつの命令で複数の処理を一度に実行する。⇔RISC ◇「complex instruction set computer」の頭文字から。「複合命令セットコンピューター」ともいう。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

CISC
シスク

複合命令セット・コンピュータ complex instruction set computerの略。マイクロプロセッサの分類の一つ。対応するのはRISC。一つの命令で複雑な処理を実行する複合命令を多く備え,短いプログラムでも複雑な処理が行なえる。だが各命令をプロセッサ内部で単純な命令に置き換えて実行するため処理速度が遅く,プロセッサの構造が複雑で設計に時間がかかる。 CISC型の代表は,インテルの x86系など。近年ではインテルの Pentiumプロセッサのように,CISC型プロセッサであっても RISC技術を一部取り入れ高速化をはかっている。

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