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出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報
「全地球測位システム(Global Positioning System)」のことです。GPSレシーバなどと呼ばれる受信装置を使い、アメリカが打ち上げた多数の人工衛星から電波を受信して近くのいくつかの衛星を特定、各衛星からの電波の到達時間を元に距離を計算し、その距離から自分がいま、地球上のどこにいるかを測定します。一般には、地図サービスとの組み合わせで現在位置を知るのに利用されます。もとは軍事技術ですが、飛行機や船舶、カーナビ、スマートフォン等に内蔵され、位置情報サービスや、写真の撮影場所を記録するのに利用されています。
⇨ジオタグ、電子コンパス
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出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
global position(positioning) systemの略。米国の国防総省(ペンタゴン)が開発した,人工衛星を利用した位置決定システム。飛行機,船,地上の車両などの受信者に高精度の三次元位置を与えることを目的としたもの。民間にも開放されていて,地殻変動の検出,自動車のカーナビゲーションもGPSを利用している。1998年,EU(ヨーロッパ連合)は米国独占に対抗するため独自のGPS開発構想(ガリレオ計画)を打ち出した。2004年2月EUと米国は共存させることで合意。
→関連項目アリダード|オメガシステム|海流板|航行衛星|巡航ミサイル|電波航法
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Global Positioning Systemの略 GPSを使用すると地球の周りをまわっている人工衛星との位置関係によって自分の位置を知ることができる。また、目標地点をGPSに設定すればそこまでの距離や方向を計測し最短距離を知ることができる。特にコンペ(大会)では、目標地点(パイロン)の通過確認にカメラを使用していたが、最近ではこのGPSにより判定を行う方法に変わってきている。
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Global Positioning System の略。日本語では、「全地球測位システム」という。地球上の周回軌道にある複数のGPS衛星からの信号(時刻、軌道情報)を受け取り、その時刻差と電波の到達速度を計算することで、衛星からの距離を割り出し、それをもとに緯度・経度を特定する。もともと軍事用にアメリカが衛星を打ち上げたものを、一部民生用にも利用している。自動車のカーナビゲーションシステムへの採用で一般的に知られているが、カメラでも1996(平成8)年にコニカが 「LAND MASTER」 というGPS受信機内蔵フィルムカメラを発売していて、撮影フィルムに位置と方向が文字情報として露光された。 以後、GPSとカメラの組み合わせにはあまり進展が見られなかったが、カメラのデジタル化とGoogle Maps などのオンライン地図サービスの普及により、ふたたびGPSが注目されている。 ソニーがいち早くパーソナルGPS受信機を製品化したほか、平成20年8月7日発表のコンパクトデジタルカメラ、ニコン COOLPIX P6000 (右写真) はGPSユニットを搭載し、撮影時の位置情報を画像に付加できる。
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Global Positioning Systemの略称で,人工衛星を使って,三次元空間の受信者(船や飛行機,自動車など)の位置を求めるためのシステム。航行衛星によるNNSS(Navy Navigation Satellite Systemの略)の欠点を補い,任意の時間に高精度の三次元位置を与えることを目的として,アメリカ国防省が研究開発したもの。GPSは,(1)人工衛星を追尾し,衛星の最新情報を求め,衛星内部の情報を更新する地上局,(2)位置決定に必要な種々の情報を受信側に送信する人工衛星,(3)人工衛星からの信号を受信して,受信位置を求める受信局から構成されている。
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出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
〘名〙 (global positioning system) 全地球測位システム。アメリカの国防総省のGPS衛星から専用ターミナル(受信機)により電波を受信し、航空機・船舶・車などが、自身の位置を知るシステム。
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