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H形鋼 エイチがたこう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

H形鋼
エイチがたこう

断面がH形をした形鋼。耐圧縮力や曲げに耐える力が大きい点が特色。I形鋼よりフランジの幅が大きくなったもの。継手が単純化されていることもあって建設用の需要がふえている。フランジの厚みウェッブの厚みより大きいものを構造用H形鋼と呼び,ビルの柱や梁に利用する。またフランジとウェッブの厚みの等しいもので基礎柱用H形鋼といわれるものがあり,これは岸壁やビル,橋梁などの基礎工事に用いる。

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デジタル大辞泉の解説

エッチがた‐こう〔‐カウ〕【H形鋼】

形鋼の一。横断面がH形をした圧延鋼材。構造物や基礎(きそぐい)に用いる。

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百科事典マイペディアの解説

H形鋼【エッチがたこう】

断面がH形の形鋼。H形の縦2本にあたる部分をフランジ,横1本にあたる部分をウェブとよぶ。上下ロールのほか左右にもロールをもつユニバーサル圧延機の出現で商品化された大荷重用の鋼材で,構造用(柱,梁),基礎杭用がある。

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世界大百科事典 第2版の解説

エッチがたこう【H形鋼 H‐shaped steel】

柱,梁などの構造用,基礎杭用などに使用されるH字形断面をもつ形鋼(形材)。熱間において,連続鋳造あるいはブルーム(大鋼片)の分塊圧延によって製造されたH形断面の粗形鋼を,粗圧延工程→中間仕上圧延工程→仕上圧延工程(全圧延回数は20パス前後)で成形して製作される。また,1980年代に入ってからは,連続鋳造によるスラブ(大型偏平鋼片)を直接粗圧延工程に装入して製造する技術も開発され,原材料面での生産コストの低減と省エネルギーに非常に寄与することとなった。

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