U字谷(読み)ユージコク

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

U字谷
ゆーじこく

氷河の侵食作用でできた氷食谷のうちで、横断面がU字形をした谷。両側の谷壁は切り立って、谷底は平坦(へいたん)である。しかし、谷底は氷河の融(と)け水に運ばれた堆積(たいせき)物によって埋め立てられていることが多い。したがって岩盤が露出しているところでは、横断面はV字形に近いこともある。上流から下流に向かって、勾配(こうばい)の急な部分(谷柵(こくさく))と、緩やかな部分(岩石盆地)が交互に現れ、全体として階段状をなすことが多い。[小野有五]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典の解説

ユーじ‐こく【U字谷】

〘名〙 氷河によって横断面をU字形に氷食されてできた谷。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

ご当地マンホール

日本全国各地に設置されている、その地域の名物や名所、ゆかりのある人物などがデザインされたマンホール蓋のこと。1977年に沖縄県那覇市で設置された、魚の群れをあしらった柄のものが初とされる。その後、全国...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android