制禁の詞・禁制詞とも。歌論用語。中世歌学で使用を制限・禁止した語句の総称。藤原為家の「詠歌一体」が,特定歌人が創出した個性的な秀句的表現を「主ある詞」として尊重し,後人が安易に模倣・濫用するのを戒めたことに始まる。為家没後,藤原俊成・定家・為家の御子左(みこひだり)家3代の歌合判詞(うたあわせはんし)・百首歌の評語などから,詠作を禁じた語句の実例や根拠が集成され,それを総称するものへとかわった。
出典 山川出版社「山川 日本史小辞典 改訂新版」山川 日本史小辞典 改訂新版について 情報
機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...