失態(読み)シッタイ

デジタル大辞泉 「失態」の意味・読み・例文・類語

しっ‐たい【失態/失体】

失敗して体面を失うこと。また、面目を損なうようなしくじり。「―を演じる」
[類語]失敗失策過失過誤不覚粗相しくじり間違いへまどじぽかミスエラー

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精選版 日本国語大辞典 「失態」の意味・読み・例文・類語

しっ‐たい【失態・失体】

  1. 〘 名詞 〙 体面を失うこと。面目をそこなうこと。また、人に見られて恥ずかしいような失敗をすること。やりそこない。しくじり。〔新令字解(1868)〕
    1. [初出の実例]「苟しくも自分が一校の留守番を引き受けながら〈略〉温泉抔へ入湯に行く抔と云ふのは大な失体である」(出典:坊っちゃん(1906)〈夏目漱石〉六)
    2. [その他の文献]〔北史‐劉仁之伝〕

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普及版 字通 「失態」の読み・字形・画数・意味

【失態】しつたい

失体

字通「失」の項目を見る

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