出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
愛知県北西部,濃尾平野の東部にあり,名古屋市と隣接する住宅都市。1970年旭町が市制,改称。人口8万1140(2010)。市南部の洪積台地には印場大塚古墳,長坂遺跡があり,北部の尾張丘陵には560haの県立森林公園が広がる。名鉄瀬戸線で名古屋市中心部まで約30分と交通の便がよく,丘陵地への住宅団地造成も進み,人口は95年現在,市制施行当時(3万4000人)の倍以上に増加した。瀬戸市と隣接するため,古くは窯業,土石製品製造業が産業の中心であったが,昭和40年代に工場誘致が進み,電気機器製造業に主役の座を譲り渡した。戦国時代の自衛武術といわれる〈棒の手〉は県の無形文化財に指定されている。
執筆者:溝口 常俊
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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