音楽用語で、一つの楽曲または楽章の主たる部分に対して、その前に置かれた準備的な部分のこと。テンポの遅い序奏と、速い主要部分という組合せが一般的だが、遅い部分どうし、速い部分どうしなどの組合せも皆無ではない。いずれにしても、この二つの部分は連続的であることが特徴で、もし先行部分が後続部分と切り離され、しかもそれ自体音楽として完結していれば、それは序奏ではなく序曲である。序奏はとりわけ18世紀中期以後、西洋音楽のなかでソナタ楽章にしばしば取り入れられ重要な存在となった。交響曲などにときおりみられる、第1楽章の冒頭に置かれた緩徐な序奏がそれである。
[大崎滋生]
春になって暖かくなりかけた頃、急に寒さが戻って、地面などがまた凍りつく。《 季語・春 》[初出の実例]「七瀬御秡 同晦日也。〈略〉雪汁いてかへる」(出典:俳諧・誹諧初学抄(1641)初春)...