日光療法(読み)ニッコウリョウホウ

デジタル大辞泉 「日光療法」の意味・読み・例文・類語

にっこう‐りょうほう〔ニツクワウレウハフ〕【日光療法】

日光を直接に皮膚に当てて治療する方法。くる病などに行う。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「日光療法」の意味・読み・例文・類語

にっこう‐りょうほう ニックヮウレウハフ【日光療法】

〘名〙 太陽光線を治療の目的に使用する療法。一般には屋外で行なう。関節結核、リンパ腺結核、くる病、慢性関節リウマチなどに有効。
※モダン化粧室(1931)〈ハリー牛山〉「日光療法の御蔭で〈略〉多くの人が救はれました」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ) 「日光療法」の意味・わかりやすい解説

日光療法
にっこうりょうほう

日光の照射による刺激を利用した光線療法一つで、環境因子による効果も加味される点では気候療法の面もある。種々の慢性疾患や体質性疾患の治癒のきっかけを期待する療法であり、紫外線による効果が主となるが、赤外線の熱作用や可視光線による精神的効果も見逃せない。一般には日光浴として行われている。

[小嶋碩夫]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android