猫の額(読み)ネコノヒタイ

デジタル大辞泉 「猫の額」の意味・読み・例文・類語

ねこ‐の‐ひたい〔‐ひたひ〕【猫の額】

《猫の額が狭いところから》場所の狭いことのたとえ。ねこびたい。「猫の額ほどの庭」
[類語]手狭い狭い狭苦しいせせこましいきつい手狭てぜま狭小狭隘きょうあい狭窄きょうさく窮屈偏狭猫額びょうがく所狭い方寸尺寸せきすん寸土立錐の地ナロー

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精選版 日本国語大辞典 「猫の額」の意味・読み・例文・類語

ねこ【猫】 の 額(ひたい)

  1. ( 猫の額が狭いところから ) 面積の狭いことのたとえ。
    1. [初出の実例]「下の関は猫の額(ヒタヒ)ほどある所なれども、諸方の入込む湊にて」(出典浮世草子御前義経記(1700)八)

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