生活共同体(読み)セイカツキョウドウタイ(その他表記)Lebensgemeinschaft

日本大百科全書(ニッポニカ) 「生活共同体」の意味・わかりやすい解説

生活共同体
せいかつきょうどうたい
Lebensgemeinschaft ドイツ語

家共同体とか村落コミュニティといったような、成員の生活全体が、濃厚な関連をもち、互いに知り尽くされているような社会的統一体をいう。比較的成員の少数な社会において成立している場合が多い。

[二宮哲雄]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「生活共同体」の意味・わかりやすい解説

生活共同体
せいかつきょうどうたい
Lebensgemeinschaft

共同体のうち,特にその構造が日常の生活と緊密な関連をもったもの。成員の数は比較的少く,共通な体験や理解を可能とする,空間的にも限られた社会関係の濃厚な社会的組織で,一般には,家共同体や村落共同体などがこれにあたる。生産手段を共有し,自治および生活扶助組織をもち,経済的にも自給自足を基本とする。また生活防衛上,外に対して封鎖的な傾向を示す。 M.シェーラーは社会の4つの基本形態 (群衆,生活共同体,利益社会,精神的共同体) の一つにこれをあげ,家族や民族を例示しているが,これは共同体のもつ宿命的性格に注目したためである。

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