出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
鎌倉中期の歌人。為家の三男、母は宇都宮頼綱(よりつな)の女(むすめ)。京極(きょうごく)、また毘沙門堂(びしゃもんどう)と称する。右兵衛督(うひょうえのかみ)、従(じゅ)二位。『続後撰(しょくごせん)集』以下の勅撰歌人。兄為氏と不和で、その撰になる『続拾遺(しょくしゅうい)集』に子女、為兼・為子の入集(にっしゅう)数が少ないのを不満として亀山(かめやま)院に申状を奉ったが却下され、兄を恨んで「限りある命を人にいそがれて見ぬ世の後をかねて知りぬる」と詠じ、弘安(こうあん)2年5月24日没。二条、京極両家の対立の原因をつくった人物である。歌風は後の京極派の萌芽(ほうが)を示す。
露ふかき庭の浅茅(あさぢ)に風すぎて名残(なごり)涼しき夕立の空
[岩佐美代子]
外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...
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