要する(読み)ヨウスル

デジタル大辞泉 「要する」の意味・読み・例文・類語

よう・する〔エウする〕【要する】

[動サ変][文]えう・す[サ変]《古くは「ようず」とも》
1 必要とする。「急を―・する問題」「この仕事は熟練を―・する」
2 要約する。要点をまとめる。「全文を―・して一頁にする」
3 待ち伏せする。
「我等を―・して卜筮せんとしつれど」〈鴎外訳・即興詩人〉
[類語]要る・必要・入用にゅうよう・入り用・要用・所要・必須ひっす・必需・須要しゅよう・不可欠・要よう・必見・必携

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精選版 日本国語大辞典 「要する」の意味・読み・例文・類語

よう‐・するエウ‥【要】

  1. 〘 他動詞 サ行変 〙
    [ 文語形 ]えう・す 〘 他動詞 サ行変 〙 ( 古くは「ようず」 )
  2. ① 必要とする。求める。ほしがる。用ずる。
    1. [初出の実例]「かぐや姫のえうじ給ふべきなりけりと承りて」(出典:竹取物語(9C末‐10C初))
    2. 「大へんな労力を要するのです」(出典:抱擁家族(1965)〈小島信夫〉二)
  3. ② まとめる。要点をとり出す。要約する。
    1. [初出の実例]「要してこれを言へば、英国の人は英国産物中の最も美なるものなり」(出典:西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉八)
  4. ③ 道の途中などで人を待ち受ける。待ち伏せする。
    1. [初出の実例]「河の畔に堅固なる城を築て通航の商船を要し税を取らんとせしことありしかども」(出典:西洋事情(1866‐70)〈福沢諭吉〉外)

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